MENOX AL6000αの設置方向によるガス交換能への影響

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抄録

MENOX人工肺がα シリーズとなり従来型に比べ,ガス交換能が向上したが,気相部の形状に改良がないため,結露によるガス交換能への影響が危惧される。我々は,人工肺設置方向を垂直に90度回転させ吹送ガスを上から下に送れば,結露が停滞しないと考えている。しかし,人工肺設置方向の変更がガス交換能を低下させては問題となるため,今回,結露が関与しない条件での設置方向によるガス交換能への影響を検討した。CABG症例に対し,通常の設置方向のC群(4例)と設置方向を90度回転させたR群(4例)にAL6000α を使用し,常温および軽度低体温下完全体外循環中の人工肺出入口の血液ガス分析を行った。なお,血流量,VQ比およびFiO2には差がなかった。結果は,ガス交換能を表す酸素付加量,Qp/Qt,炭酸ガス排出量およびΔCO2/PaCO2において有意差を認めなかった。このことよりMX AL6000α の設置方向によるガス交換能への影響はないことがわかった。今後,結露が発生し易い条件にて,設置方向の変更により結露排出ができ,ガス交換能を維持できることを検証したい。

収録刊行物

  • 体外循環技術 = The journal of extra-corporeal technology

    体外循環技術 = The journal of extra-corporeal technology 28(4), 29-33, 2001-12-01

    The Japanese Society of Extra-Corporeal Technology in Medicine

参考文献:  9件中 1-9件 を表示

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