TMPバルーン(8Fr)の実験的検討と臨床使用経験

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抄録

【要旨】今回,我々は細径を目的とした挿入用シース8Frを臨床応用し,その有用性を検討したので報告する。方法:今回使用したバルーンを含め各社バルーンのシャフト部分をレーザー測定器で測定し,実測径と公示径を比較した。その他にバルーンの膜圧を調べた。今回,国内で初めて臨床使用したIABPはTMP社製(8Fr)で,無作為に挿入,周術期循環補助として使用し,合併症の有無を検討した。結果:本バルーンを含め各社バルーンのレーザー測定器で測定した実測径と公示径を比較すると,両者間に若干の誤差が存在した。TMP社製バルーンの臨床使用においてはガイドワイヤが0,025インチで,他の8Fr用バルーン付属のガイドワイヤに比べ太いので,ピッシャビリティなどの挿入性に問題を認めず,下肢阻血などの問題もなかった。また,内圧波形のなまり,バルーンカテーテルに起因する問題も認めなかった。結語:本バルーンは挿入時のプッシャビリティなどの挿入性は問題を認めず,今後閉塞性動脈硬化症例など下肢阻血が懸念される症例での臨床的有用性が期待された。

収録刊行物

  • 体外循環技術 = The journal of extra-corporeal technology

    体外循環技術 = The journal of extra-corporeal technology 28(4), 40-42, 2001-12-01

    The Japanese Society of Extra-Corporeal Technology in Medicine

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