開心術後の高BiL血症に対しCPE+CHDFを施行した1例

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抄録

【要旨】症例は51歳男性。平成12年6月拡張型心筋症治療のため当院に入院。その後も心不全状態から脱せれず8月18日準緊急的にBatista+僧帽弁置換術を施行した。術後よりT.Bilが緩徐に上昇し,術後9日目には凝固能の低下と高ビリルビン血症を認めたため,4日間PE(plasma exchange)を施行したが術後16日目にはT.Bi1が再上昇し,乏尿となり全身浮腫が進行したためビリルビン除去と除水目的にCPE(continuos plasma exchange)とCHDF(continuos hemodiafiltration)を直列に接続し血液浄化を行った。血液浄化直後T.Bilは13.2mg/dLと減少し,12時間後14.9mg/dLまで上昇したが以後は減少した。尿量も6時間後より認め当日750mL,以後増加した。開心術後,腎不全を合併した高ビリルビン血症に対してCPE+CHDFを同時に施行することにより良好な結果を得た。

収録刊行物

  • 体外循環技術 = The journal of extra-corporeal technology

    体外循環技術 = The journal of extra-corporeal technology 29(2), 153-155, 2002-06-01

    一般社団法人 日本体外循環技術医学会

参考文献:  5件中 1-5件 を表示

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