静脈リザーバーの各種性能評価

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抄録

【要旨】現在当院で使用している静脈リザーバー(VR)を用いて,これらが持っている特徴を実験的に検証し若干の知見を得たので報告する。3種類のVR(E-VR,C-VR,L-VR)それぞれに人工心肺模擬回路を用いて実験を行った。実験に用いた灌流液は,6Lの牛血を用い,灌流量4L/min,温度ガスコントロール行った後,実験を行った。実験は,VRの撹拌能力とバブルトラップ能力について検討した。その結果,実験1:E-VRとL-VRは,5分以内ですべての各静脈レベルで同等のHct値になり撹絆は良好であった,C-VRは5分経過後も撹拌遅延した。実験2:E-VRとL-VRは,CRポートから注入するも各静脈レベルでのHctの変化はなく撹拌は良好であった。C-VRは,上澄みが分離しVR内の撹拌がされにくかった。実験3:E-VRとC-VRは,空気混入が少なく,L-VRは,エアー注入後明らかに変化が見られた。E-VRは各実験とも良好な結果が得られた。LVRとC-VRは撹拌能力とエアートラップ能力は相反する現象が得られた。人工肺の特徴と同様,静脈リザーバーの特徴を把握することが重要であり,安全性を高める上で必要不可欠である。Key words: 静脈リザーバー,撹拌能力,エアートラップ能力

収録刊行物

  • 体外循環技術 = The journal of extra-corporeal technology

    体外循環技術 = The journal of extra-corporeal technology 29(4), 372-376, 2002-12-01

    The Japanese Society of Extra-Corporeal Technology in Medicine

参考文献:  7件中 1-7件 を表示

被引用文献:  6件中 1-6件 を表示

各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    10013926214
  • NII書誌ID(NCID)
    AN1020635X
  • 本文言語コード
    JPN
  • 資料種別
    ART
  • ISSN
    09122664
  • データ提供元
    CJP書誌  CJP引用  J-STAGE 
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