当施設におけるPCPS 60例の検討

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著者

    • 岩田 浩一
    • 国家公務員共済組合連合会新別府病院 臨床工学室
    • 田中 秀憲
    • 国家公務員共済組合連合会新別府病院循環器科
    • 中村 夏樹
    • 国家公務員共済組合連合会新別府病院循環器科
    • 中尾 宏
    • 国家公務員共済組合連合会新別府病院循環器科
    • 吉松 俊英
    • 国家公務員共済組合連合会新別府病院心臓血管外科
    • 木村 龍範
    • 国家公務員共済組合連合会新別府病院心臓血管外科

抄録

【要旨】近年PCPSは,さまざまな病態に対して循環補助や呼吸補助を目的に広く使用されるようになってきた。今回我々は,平成6年11月より平成13年2月までにPCPSを施行した60例について検討したので報告する。60例の内訳は,急性心肺不全53例,呼吸補助4例,開心術後症例3例であり,施行時間は平均54時間58分であった。当施設では,PCPS導入時,終了時,毎日のチェック,トラブル発生時および人工肺交換時は臨床工学技士が行い,PCPS施行中のチェックは医師,看護師が行っている。PCPS60例中,離脱例22例で,そのうち離脱後死亡が10例,退院例が12例であった。また,IABP併用例が26例,PCPS施行中・離脱後に高気圧酸素療法を4例,血液浄化療法を22例に行った。今後の課題として,PCPS施行における様々な問題点をできる限り少なくして,厳密な管理が必要であると考えられた。また,救急分野での使用が増加するに伴い,適応,倫理的な問題も増えてくると考えられる。

収録刊行物

  • 体外循環技術 = The journal of extra-corporeal technology

    体外循環技術 = The journal of extra-corporeal technology 29(4), 401-404, 2002-12-01

    一般社団法人 日本体外循環技術医学会

参考文献:  4件中 1-4件 を表示

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