過去5年間におけるPCPS症例の検討

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抄録

当院では,1997年1月から2001年12月までの間に,108例のPCPSを経験した。我々はこの108例を年齢別,原疾患別,導入経緯別にわけ,症例数,補助循環時間,離脱率について検討した。また,補助循環時間と合併症の発生についても検討を行った。年齢では高齢者においても高い離脱率であったが,新生児,小児に対するPCPSは離脱率が低く,補助循環法の確立が必要である。原疾患では,劇症型心筋炎に対して離脱率が高く,PCPSが有効な疾患であった。導入経緯の比較では,ショック発生からPCPS導入までが短時間であるほど,離脱率が高かった。補助循環時間と合併症発生の検討では,PCPSにおける合併症の発生確率は高く,補助循環導入時には脳障害や出血,補助循環5日目以降は感染症が起こりやすいことが示唆された。

収録刊行物

  • 体外循環技術 = The journal of extra-corporeal technology

    体外循環技術 = The journal of extra-corporeal technology 30(4), 326-329, 2003-12-01

    一般社団法人 日本体外循環技術医学会

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