電気駆動型LVASの使用経験

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抄録

当施設では既に5例の体内植込み空気圧駆動型LVASを経験したが,今回電気駆動LVAS使用の機会を得たので報告する。身長172cm,体重65kg,BSA1.77m2,50歳男性。DCMにてバチスタ手術+MAP施行されたが,症状が悪化し,両心室ペーシング目的で当病院へ転院したが施行できず,電気駆動型LVASを装着となった。電気駆動型は空気圧駆動型に対してポンプ自体の大きさ,装着部位に違いはないが,細かいパーツが増えている。リハビリが開始されると使用方法を患者本人も交え,スタッフ,家族が講習を受けることである程度まで患者主体の管理が可能である。バッテリ駆動時間がこれまでの最大2時間だったものが6時間になり,更にバッテリ交換により延長も可能で移動時間,順路を気にすることもなくなった。シャワーもできるような配慮がなされ,駆動音も比較的小さくなりQOLの向上が期待できるのが最大の利点である。従来の補助人工心臓とくらべ可動性に優れ,管理面で患者自身の積極的な協力により,自宅療養も期待できる。

収録刊行物

  • 体外循環技術 = The journal of extra-corporeal technology

    体外循環技術 = The journal of extra-corporeal technology 30(4), 351-354, 2003-12-01

    一般社団法人 日本体外循環技術医学会

参考文献:  2件中 1-2件 を表示

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