左室縮小形成術30例の経験

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抄録

2000.5~2001.12までに施行された,特発性拡張型心筋症を中心とする非虚血性心筋症に対して,30例の左室縮小形成術を経験してきたので報告する。DCMが29例,ICMが1例,男性27例,女性3例,平均年齢51歳(17~72歳)であった。合併疾患として,僧帽弁閉鎖不全症が30例,三尖弁閉鎖不全症が12例であった。体外循環開始前後に術野より超音波装置のカラーキネシスを用いた術中容量減少試験を行い,左室の弱い部分を特定し手術を行った。体外循環時間は平均126分(71~242分),僧帽弁形成術を行った症例での大動脈遮断時間は平均40分(32~66分)であった。周術期に大動脈バルーンポンプを5例,左心補助装置を3例に使用し,院内死亡は待機および緊急手術合わせて8例であった。左室縮小形成術は確立された方法ではなく,これからも変化してゆくものと考えられる。我々も,知識を高め臨機応変に対応していかなければならないと考えている。

収録刊行物

  • 体外循環技術 = The journal of extra-corporeal technology

    体外循環技術 = The journal of extra-corporeal technology 30(4), 355-356, 2003-12-01

    一般社団法人 日本体外循環技術医学会

参考文献:  3件中 1-3件 を表示

被引用文献:  1件中 1-1件 を表示

各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    10013926525
  • NII書誌ID(NCID)
    AN1020635X
  • 本文言語コード
    JPN
  • 資料種別
    NOT
  • ISSN
    09122664
  • データ提供元
    CJP書誌  CJP引用  J-STAGE 
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