人的資本と都市群成長

書誌事項

タイトル別名
  • Human Capital and Growth of a System of Cities with Distance between Different City Groups
  • 人的資本と都市群成長--都市群間距離を考慮して
  • ジンテキ シホン ト トシグン セイチョウ トシグン カン キョリ オ コウリョ シテ
  • 都市群間距離を考慮して

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抄録

本研究の目的は,人的資本を考慮した動学的都市群システムの中で,どのような都市形成がなされるのかを検討することにある。このような研究方向は Black and Henderson(B-Hモデル)によって初めて考察された。彼らは生産形態が異なる2つの都市群から構成される,一国経済モデルを想定した。そして人口移動を考慮しながら,両都市群への効率的な人的資本配分から,両都市群住民の効用均等化,効用最大化の条件,都市群の成長パターンを検討している。しかし彼らは都市内距離は考慮しているものの,都市間距離を考えていない難点がある。そこで本研究では B-Hモデルモデルを拡張して都市群間距離を明示し,都市群間距離の役割について解析的に明らかにすることを目的としている。

収録刊行物

  • 都市計画論文集

    都市計画論文集 39.3 (0), 805-810, 2004

    公益社団法人 日本都市計画学会

参考文献 (3)*注記

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