画像所見上腫瘍性病変の同定が困難であったびまん型肝血管肉腫の1例

  • 馬場 仁
    東京慈恵会医科大学青戸病院消化器・肝臓内科
  • 会澤 亮一
    東京慈恵会医科大学青戸病院消化器・肝臓内科
  • 山尾 瑞奈
    東京慈恵会医科大学青戸病院消化器・肝臓内科
  • 安部 宏
    東京慈恵会医科大学青戸病院消化器・肝臓内科
  • 宮川 佳也
    東京慈恵会医科大学青戸病院消化器・肝臓内科
  • 松岡 美佳
    東京慈恵会医科大学青戸病院消化器・肝臓内科
  • 相澤 良夫
    東京慈恵会医科大学青戸病院消化器・肝臓内科

書誌事項

タイトル別名
  • A case report of diffuse hepatic angiosarcoma

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抄録

62歳男性. 悪心, 左上腹部痛を主訴に平成15年3月当院受診. 同年5月の再受診時より肝障害を認め6月4日入院. 腹部造影CTでは肝左葉中心の斑状高濃度域を認めた. MRIでは肝の信号はびまん性に不均一で, T1強調像で低信号, T2強調像でやや高信号, SPIO造影で左葉中心の斑状低信号を認めたが, 腫瘍の同定は困難だった. 肝不全が進行し7月26日死亡. 肝ネクロプシーと画像所見からびまん型肝血管肉腫と診断した.

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被引用文献 (2)*注記

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参考文献 (22)*注記

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