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- 針谷 正祥
- 東京医科歯科大学医学部附属病院臨床試験管理センター 同膠原病・リウマチ内科
書誌事項
- タイトル別名
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- Involvement of CD40-CD154 interaction in immunopathogenesis of collagen diseases and its application to a novel therapeutic strategy
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抄録
CD40およびCD154はそれぞれTNF受容体スーパーファミリー,TNFスーパーファミリーに属する分子であり,多くの研究結果が自己免疫疾患の病態形成におけるCD40-CD154相互作用の重要性を示している.CD154は主に活性化T細胞に発現し,B細胞のみならず幅広い細胞に発現するCD40と結合して,自己免疫疾患における抗原提示・トレランス・抗体産生・組織障害などに関与する可能性が示されている.膠原病の中では,特に全身性エリテマトーデス(SLE)あるいは関節リウマチ(RA)におけるCD40-CD154相互作用の研究が最も精力的に進められてきた.本稿では,SLE, RA,炎症性筋疾患,強皮症,抗リン脂質抗体症候群の病態形成におけるCD40-CD154相互作用の関与について基礎・臨床の両面からこれまでの報告を俯瞰すると共に,CD40-CD154阻害療法の臨床試験結果についても取り上げた.モデル動物でのCD40-CD154阻害療法は優れた治療効果を示し,新薬開発の標的分子として注目を集めている.しかし,現時点では有効性と安全性を両立するCD40-CD154阻害薬はいまだ開発されておらず,今後の研究の進展が強く期待される.<br>
収録刊行物
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- 日本臨床免疫学会会誌
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日本臨床免疫学会会誌 27 (6), 379-388, 2004
日本臨床免疫学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679627618944
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- NII論文ID
- 10014261567
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- NII書誌ID
- AN00357971
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- COI
- 1:STN:280:DC%2BD2M%2FltFajug%3D%3D
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- ISSN
- 13497413
- 09114300
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- PubMed
- 15678891
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- PubMed
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可