ホジキン病寛解後に発症した大腸原発と考えられる悪性リンパ腫の1例

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  • A case of secondary non-Hodgkin's lymphoma of the colon after the treatment for Hodgkin's disease

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抄録

症例は43歳女性.1981年(23歳時)ホジキン病を発生し,化学療法と末梢血幹細胞移植後,完全寛解を得た.2002年血便が出現.大腸内視鏡にて直腸,S状結腸に不整な潰瘍性病変を認め,生検にて悪性リンパ腫(diffuse large B cell)だった.化学療法,局所放射線療法で病変の著明な縮小を得た.ホジキン病治癒後,大腸原発の非ホジキン悪性リンパ腫の発生はまれであり,文献的考察を加え報告する.<br>

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