外来電磁波によって誘起される基板配線間電圧の検討
書誌事項
- タイトル別名
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- Study of normal mode voltage induced between wires on a PCB by external field
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抄録
あらまし電子機器の電磁波による誤動作の問題を考えるとき, 回路基板の設計段階で配線に誘起される電圧を推定することは有効なアプローチの一つである. 外来電磁波の入射角に対して, 回路基板上の配線間に誘起される電圧に関して検討した. 線間電圧の入射角に対する変化は主として配線間距離と周波数, および基板グランドのエッジ効果による位相のずれによって定まることがわかった. これらと配線の指向性を用い, 線間電圧を計算したところ実測値とよい一致を得ることができ, 線間電圧を簡易に推定することが可能である.
収録刊行物
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- 電子情報通信学会技術研究報告. EMCJ, 環境電磁工学
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電子情報通信学会技術研究報告. EMCJ, 環境電磁工学 97 (105), 31-36, 1997-06-19
一般社団法人電子情報通信学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1570572700298919936
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- NII論文ID
- 10016069351
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- NII書誌ID
- AN10013108
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- CiNii Articles