圧縮に伴う比貯留係数の変化を考慮した地下水浸透に基づく地盤沈下解析手法

書誌事項

タイトル別名
  • A NEW METHOD FOR PREDICTING GROUND SETTLEMENT USING GROUNDWATER FLOW ANALYSIS
  • アッシュク ニ トモナウ ヒ チョリュウ ケイスウ ノ ヘンカ オ コウリョ シタ チカスイ シントウ ニ モトヅク ジバン チンカ カイセキ シュホウ

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抄録

広域の3次元的な地盤沈下を予測できる簡易な解析手法を開発した. 本手法は, 地下水浸透流解析から得られる間隙水圧の変化を有効応力の増分に置き換えて沈下量を算定する手法である. また, 沈下対象層のe-logP曲線に基づき, 1次元変形条件の下で比貯留係数を有効応力と間隙比の関数で表すことによって, 地盤が過圧密状態から正規圧密状態へと変化する圧密過程を精度良く表現できる. 本手法により, Terzaghiの1次元の理論解析結果及び室内における圧密試験結果を精度よく追従できた. そして, 実際の地盤への適用例として3つの問題を想定し, 本手法の応用例を示した.

収録刊行物

  • 土木学会論文集

    土木学会論文集 2005 (799), 799_1-799_12, 2005

    公益社団法人 土木学会

被引用文献 (1)*注記

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参考文献 (11)*注記

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