群馬県の河川水におけるArcobacter汚染状況と大腸菌群数との関連性

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タイトル別名
  • Prevalence of Arcobacter spp. and Numbers of Coliform Bacteria in River-water Samples
  • グンマケン ノ カセンスイ ニ オケル Arcobacter オセン ジョウキョウ ト ダイチョウキングンスウ ト ノ カンレンセイ

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抄録

群馬県内の河川水のArcobacter汚染状況調査を実施した. 河川水102検体中24検体 (23.5%) から.Arcobacterが検出された. そのうち20検体からはA. butzleriのみが, 2検体からは.A. butzleriA. skirrowiiが, 2検体からはA. butzleriA. cryaerophilus (group1B) が分離された. Arcobacterが検出された河川水の平均大腸菌群数は2.0×104MPN/100mlで, Arcobacterが検出されなかった河川水の大腸菌群数 (2.0×103MPN/100ml) と比較し有意に高値を示した (t検定: P<0.005). 大腸菌群に汚染された河川水は, Arcobacterによる食中毒の感染源となる可能性が示唆された.

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参考文献 (14)*注記

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