わが国に輸入されたカメおよびトカゲ類における<I>Salmonella</I>の保有状況

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  • Prevalence of <I>Salmonella</I> spp. in Imported Turtles and Lizards in Japan
  • わが国に輸入されたカメおよびトカゲ類におけるSalmonellaの保有状況
  • ワガクニ ニ ユニュウ サレタ カメ オヨビ トカゲルイ ニ オケル Salmonella ノ ホユウ ジョウキョウ
  • Prevalence of Salmonella spp. in Imported Turtles and Lizards in Japan

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抄録

2001年および2004年に, ペットとして9力国から日本に輸入された直後のカメ類およびトカゲ類91匹におけるSalmonellaの保有状況を調査したところ, 56.0%(51/91) から本菌が分離された. 分離された66株は4生物群に型別され, 生物群1群の割合 (59.1%) が最も高かった. 66株中34株は18の血清型に型別され, S.Weltevreden (n=5) が最も多く, 次いでS.Anatum (n=4), S.Durban (n=3), S.Senftenberg (n=3) の順であった. また, 分離株の7.6%(5/66) が薬剤耐性を示した. 以上の結果から, わが国に輸入されるペット用のは虫類は, 輸入された時点ですでに高率にSalmonellaを保有していることが明らかとなった.

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