生体表皮下の高精細ＯＣＴ

• 近江 雅人

  大阪大学大学院医学系研究科保健学専攻

• 春名 正光

  大阪大学大学院医学系研究科保健学専攻

書誌事項

タイトル別名

• High-definition optical coherence tomography underneath tissue surface

抄録

光コヒーレンストモグラフィ（OCT）は生体表皮下の高分解能断層イメージング手法として臨床上極めて有望な技術である．しかしながら，現状のOCTは組織切片の顕微鏡写真と比較して高精細化に関して改善すべき課題がある．本論文では，高精細OCTに向けての我々のアプローチを紹介する．インフォーカスOCTを用いたヒト胃壁のイメージングにおいては，厚さ数10μmの粘膜筋板を鮮明に描出することができた．さらに，フェムト秒Ti:サファイアレーザを用いて，表皮，真皮，基底層などの生体表皮下微細構造を高精細でイメージングすることができた．

収録刊行物

• 日本レーザー医学会誌

  日本レーザー医学会誌 26 (3), 239-244, 2005

  特定非営利活動法人 日本レーザー医学会

キーワード

• optical coherence tomography (OCT)
• high-definition OCT
• in-focus OCT
• femtosecond Ti:sapphire laser
• high-resolution cross-sectional imaging

詳細情報

• CRID: 1390001204766699008
• NII論文ID: 130004491957
• NII論文ID: 10016883362
• NII書誌ID: AN0035795X
• DOI: 10.2530/jslsm.26.239
• ISSN: 18811639
• ISSN: 02886200
• Web Site: https://search.jamas.or.jp/link/ui/2006079213
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • Crossref
  • CiNii Articles
  • KAKEN
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可