書誌事項
- タイトル別名
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- A case of phlegmonous esophagogastritis improved with conservative therapy
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抄録
症例は73歳,女性.発熱,頸部痛,咽頭痛を主訴に入院.炎症反応の高値,胸部CTで頸部食道から胃にかけての壁肥厚を認めた.上部消化管内視鏡では,食道全域に潰瘍と粘膜橋を形成し,胃体部では粘膜の発赤,浮腫,潰瘍により内腔は狭小化していた.びらん面から生検した組織の細菌培養で連鎖球菌が検出され,食道胃蜂窩織炎と診断した.食道胃蜂窩織炎は極めてまれな疾患で重症化することが多く,早期診断には侵襲の少ないCT検査が有用であった.<br>
収録刊行物
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- 日本消化器病学会雑誌
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日本消化器病学会雑誌 102 (12), 1534-1540, 2005
一般財団法人 日本消化器病学会
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詳細情報
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- CRID
- 1390282681377238912
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- NII論文ID
- 10016948197
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- NII書誌ID
- AN00192124
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- COI
- 1:STN:280:DC%2BD2MnosVGmsA%3D%3D
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- ISSN
- 13497693
- 04466586
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
- Crossref
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可