粘着性除去したワカサギ卵の孵化器による孵化管理 Use of a New Jar Hatchery to Control the Hatching of Adhesive-eliminated Eggs of Japanese Smelt, Hypomesus nipponensis

この論文にアクセスする

この論文をさがす

著者

抄録

ワカサギ卵を水生菌の発生を抑え効率よく孵化させるため、陶土を用いて不粘着処理した受精卵を高密度で収容できる孵化器を用いる方法と従来の屋外飼育池に敷設した着卵基質に付着孵化させる方法とで孵化管理の比較試験を試みた。孵化器では屋外飼育池に比較し今回の試験では約5分の1省スペース化され、使用水量も約3分の1に節水された。発眼率では有意差は認められなかったが、飼育池で観察された卵の脱落による減耗も孵化器では防止できたことや、受精卵の収容から孵化までの死卵の分離除去が容易であり、薬剤等を使用せずに水生菌の抑制ができる等の利点があった。一度に多量の受精卵収容作業では不粘着処理に多少時間を要するが、不粘着処理した受精卵を孵化器に収容する新たなワカサギ受精卵の効率的な孵化管理法を紹介した。

収録刊行物

  • 水産増殖

    水産増殖 54(2), 231-236, 2006-06-20

    水産増殖談話会

参考文献:  13件中 1-13件 を表示

各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    10017620556
  • NII書誌ID(NCID)
    AN00124667
  • 本文言語コード
    JPN
  • 資料種別
    ART
  • ISSN
    03714217
  • NDL 記事登録ID
    8018887
  • NDL 雑誌分類
    ZR26(科学技術--農林水産--水産)
  • NDL 請求記号
    Z18-761
  • データ提供元
    CJP書誌  NDL  IR 
ページトップへ