Sizing method based on the grinding ratio

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  • 研削比に基づいた定寸法
  • ケンサクヒ ニ モトヅイタ テイスンポウ

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Abstract

研削比一定の条件から導かれる定寸法を示し,その定寸法の有効性を実験的,理論的に示している.本定寸法は所望の研削代を削除するために生じる砥石半径減耗量を研削比と寸法生成量の関係から求め,切残しを考慮した総切込み量を与えて1度の補正で定寸研削を行うものである.この補正加工量は研削代と第1回目の研削で生じた砥石半径減耗量から算出するが,この計算に必要な諸量を測定する際に測定誤差が生じたならば,補正加工量は影響を受けることになる.そこで本研究ではこの測定誤差が補正加工量に与える影響を解析し,その影響が最小となる最適条件をみいだした.その結果,研削比 Gと面積比A(工作物面積/砥石作業面面積)との間にG=√2A なる関係があることを明らかにした.また,定寸研削中に研削比が変化することよって生じる定寸誤差を砥石減耗公比 β=A/(G+A)を用いて近似的に求め,この近似式が良い推定結果を有しているとともに,本定寸法の利用において有用であることを示した.

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