リンパ脈管筋腫症--TSC遺伝子解析からLAMの進展機序への展開

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  • びまん性肺疾患:診断と治療の進歩  III.最近の話題  3.リンパ脈管筋腫症―TSC遺伝子解析からLAMの進展機序への展開―
  • リンパ ミャクカン キンシュショウ TSC イデンシ カイセキ カラ LAM ノ シンテン キジョ エ ノ テンカイ
  • ―<i>TSC</i> 遺伝子解析からLAMの進展機序への展開―

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Abstract

リンパ脈管筋腫症 (LAM) は癌抑制遺伝子であるTSC1 あるいはTSC2 遺伝子のloss-of-function mutationにより生じる癌抑制遺伝子症候群のひとつであり, 遺伝学的にはTSC-LAMとsporadic LAMの2種類の臨床病型がある. LAMはリンパ管新生能を有する病変で, リンパ管内皮細胞に被われたLAM細胞クラスター (LCC) がLAM病変からリンパ流に放出される. LAMはTSC 遺伝子変異により形質転換したLAM細胞がリンパ管新生とLCC形成を介してリンパ流と右心系静脈との間を行き来し, 体軸リンパ系や肺内に不連続な病変を形成する疾患である.

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