屯田入植地における歴史的ネットワークの実態に関する研究

• 高橋 美寛

  北海道工業大学

• 久保 勝裕

  北海道工業大学

• 白木 里恵子

  北海道工業大学

書誌事項

タイトル別名

• Study on elucidate the structure of a historic network in Tonden settlements
• トンデン ニュウショクチ ニ オケル レキシテキ ネットワーク ノ ジッタイ ニ カンスル ケンキュウ

抄録

北海道の上湧別町は、屯田兵が入植した当時の区画や文化が色濃く残っている。こうした固有の歴史を持つ都市には、固有の住民間の歴史的ネットワークが存在し、そのネットワークをうまく利用すれば、現代のまちづくりにおいて大きな役割を担えると考える。本論では、屯田兵の末裔である町民を「屯田衆」とし、それらの日常的な付き合いである「屯田ネットワーク」の構造を明らかにした。分析の結果、上湧別町では、兵村から中心街に移転した町民同士がネットワークを維持している実態などが明らかになった。

収録刊行物

• 都市計画論文集

  都市計画論文集 41.3 (0), 923-928, 2006-10-25

  公益社団法人 日本都市計画学会

キーワード

• 屯田兵
• 入植地
• 兵村
• 屯田ネットワーク

詳細情報

• CRID: 1390001288038291840
• NII論文ID: 130007411463
• NII論文ID: 10018316665
• NII書誌ID: AN10276504
• DOI: 10.11361/journalcpij.41.3.923
• ISSN: 21850593
• ISSN: 09160647
• NDL書誌ID: 8578268
• Web Site: https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R000000004-I8578268
• Web Site: https://www.jstage.jst.go.jp/article/journalcpij/41.3/0/41.3_923/_pdf
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • NDL
  • Crossref
  • CiNii Articles
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可