Mutagenicity of Drinking Water

• Takanashi Hirokazu

  鹿児島大学工学部生体工学科

Bibliographic Information

Other Title

• <b>変異原性による水道水の</b><b>安全性管理 </b>
• 変異原性による水道水の安全性管理
• ヘンイゲンセイ ニ ヨル スイドウスイ ノ アンゼンセイ カンリ

Abstract

水道水の変異原性を測定して安全性を評価することが研究されている．本稿では，関連する原著論文を調査して国内外の研究動向について整理し，今後のブレークスルーが期待される問題点の抽出を行った．研究初期には評価方法に関する研究や実態調査の研究が多く報告されていたが，近年では浄水処理による変異原性削減等の対策に関する研究が多く報告されていた．また，主要変異原性物質の探索に関する研究ではMX に着目した研究が多く報告されていたが，近年はその数が減少し，MX 以外の物質を探索した論文が多く報告されていた．最も多く用いられていた試験はAmes 試験であり，変異原性強度は10 000 net rev.／l 程度以下とする報告が多く，同一の調査で10 倍程度以上の開きがあるとする報告が多かった．

Journal

• Journal of Japan Society for Safety Enginennring

  Journal of Japan Society for Safety Enginennring 45 (5), 312-318, 2006

  Japan Soceiety for Safety Engineering

Keywords

• 水道水
• 安全性評価
• 変異原性
• 研究動向
• 文献整理

Details

• CRID: 1390282681220656512
• NII Article ID: 10018344612
• NII Book ID: AN00012812
• DOI: 10.18943/safety.45.5_312
• ISSN: 24240656
• ISSN: 05704480
• NDL BIB ID: 8542436
• Web Site: https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R000000004-I8542436
• Text Lang: ja
• Data Source:
  • JaLC
  • NDL
  • CiNii Articles
• Abstract License Flag: Disallowed