多孔性高分子  発泡で創る高分子多孔体

書誌事項

タイトル別名
  • Polymeric Foams-State of the Art
  • テンボウ ハッポウ デ ツクル コウブンシ タコウタイ

この論文をさがす

抄録

高分子に多孔構造をつくる工業的なひとつの手法として古くからある発泡成形が,現在,多孔構造の極微細化,環境負荷低減化の二つの観点から見直されている。ここでは,二酸化炭素を発泡剤として,物理化学的な現象(気液相分離)を利用した高分子の多孔化技術(物理発泡法)に焦点をあて,ポリマー・二酸化炭素系の基礎物性からはじめ,現状,創り得る多孔体構造とそのスケールなど,本技術の現状と将来展望についてまとめる。

収録刊行物

  • 高分子

    高分子 56 (2), 70-73, 2007

    公益社団法人 高分子学会

参考文献 (19)*注記

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ