吐血を契機に診断されたChurg-Strauss症候群の1例

書誌事項

タイトル別名
  • A case of Churg-Strauss syndrome discovered with hematemesis

この論文をさがす

抄録

症例は68歳女性.出血性胃潰瘍のため緊急入院.経過中白血球特に好酸球数,血清 IgE値,MPO-ANCA titerの上昇を認め,下肢知覚障害・喘息の既往歴と併せて考慮しChurg-Strauss症候群と診断した.ステロイド,シクロフォスファミドにより病状は寛解した.Churg-Strauss症候群はまれであるが,原因不明の消化管出血特にプロトンポンプ阻害剤抵抗性の胃潰瘍病変では考慮すべき疾患と考える.<br>

収録刊行物

参考文献 (9)*注記

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ