骨転移を示した犬の皮膚原発アポクリン腺癌の1例

• 曽我 玲子

  曽我動物病院

• 澤幡 佐与子

  曽我動物病院

• 後藤 直彰

  東京大学農学部

書誌事項

タイトル別名

• A Case of Canine Apocrine Gland Carcinoma Metastasized in Bones
• ホネ テンイ オ シメシタ イヌ ノ ヒフ ゲンパツ アポクリン センガン ノ

抄録

雑種犬, 雌, 12歳の頸部皮下にアポクリン腺原発と思われる腫瘍の発生を認め, 1ヵ月後肋骨, 大腿骨, 後肢趾骨などに多数の骨転移巣を認めた.原発の皮膚腫瘍は退形成は著しいが, 明らかに管腔構造を示すアポクリン腺由来の腫瘍であった.骨の腫瘍病巣は, 著しく未分化な細胞からなり, 骨由来腫瘍とも一部類似していたが, 原発腫瘍組織と共通の細胞および構造を認め, 転移巣と診断した.

収録刊行物

• 日本獣医師会雑誌

  日本獣医師会雑誌 49 (2), 110-113, 1996

  公益社団法人 日本獣医師会

キーワード

• アポクリン腺
• 骨腫瘍
• 犬

詳細情報

• CRID: 1390282679683578624
• NII論文ID: 130004051710
• NII論文ID: 10018942384
• NII書誌ID: AN00191857
• DOI: 10.12935/jvma1951.49.110
• ISSN: 21860211
• ISSN: 04466454
• NDL書誌ID: 3927273
• Web Site: https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R000000004-I3927273
• Web Site: https://search.jamas.or.jp/link/ui/1996127266
• データソース種別:
  • JaLC
  • NDL
  • Crossref
  • CiNii Articles
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可