馬におけるグアイフェネシ-ケタミ-キシラジン持続点滴麻酔とセボプルラン麻酔の併用

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タイトル別名
  • Combination of Continuous Intravenous Infusion Anesthesia of Guaifenesin-Ketamine-Xylazine and Sevoflurane Anesthesia in Horses
  • 馬におけるグアイフェネシンーケタミンーキシラジン持続点滴麻酔とセボフルラン麻酔の併用
  • ウマ ニ オケル グアイフェネシン ケタミン キシラジン ジゾク テンテキ マ

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抄録

サラブレッド種10頭についてキシラジン, グアイフェネシン, チオペンタールで麻酔導入後, 5頭に酸素-セボフルラン麻酔 (OS), 残り5頭にグアイフェネシン-ケタミ-キシラジン混合液の持続点滴とセボフルラン吸入による全身麻酔 (GKX-OS) を行って外科手術を実施した.麻酔維持に要した終末呼気セボフルラン濃度は, OSで2.3~3.0%, GKX-OSで1.5~2.1%であり, 呼吸数および動脈圧はGKX-OSで比較的高く維持された. 起立時間はOS23~36分, GKX-OS30~45分であった.以上の成績から, GKX-OSの起立時間はOSに比較してやや長かったが, 心肺系の抑制は軽度であり, 馬の全身麻酔法として有用と考えられた.

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