社会関係資本への投資としての地方環境税-高知県森林環境税の現状と課題

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タイトル別名
  • A Tax Charged by Local Government as an Investing in the Social Capital
  • シャカイ カンケイ シホン エ ノ トウシ ト シテ ノ チホウ カンキョウゼイ コウチケン シンリン カンキョウゼイ ノ ゲンジョウ ト カダイ

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抄録

平成15年、環境に関する新しい税、高知県森林環境税が誕生した。この新たな地方環境税は従来の地方環境税とは異なる目的を有している。この新たな地方環境税の意義を、成立の経緯をたどるとともに、社会関係資本の概念を援用し、明らかにすることが本稿の課題である。本稿では、まず地方環境税についての従来の見方と社会関係資本と関連する新たな見方を示す。次に高知県森林環境税の概要を紹介し、その成立の過程をたどる。最後に、森林環境税をこの社会関係資本への投資という新しい観点から暫定的に評価し、そして今後どのような点に着目していくべきかを論じることにしたい。

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