A Case of Small Bowel Metastasis from Lung Cancer Successfully Detected by FDG-PET

Bibliographic Information

Other Title
  • FDG-PET検査が診断に有用であった肺癌小腸転移の1例

Search this article

Abstract

近年肺癌の診断および遠隔転移を含めた病期診断においてFDG-PETの有用性に関する報告が多くみられるようになっている。われわれはFDG-PETが肺癌小腸転移の診断に有用であった症例を経験したので報告する。40歳, 男性。平成16年4月左肺癌の診断 (T4N2M0) で他院にて化学放射線療法を施行した。同年12月下腹部に強い痛みがあり当院受診した。腹部CT上, 腸に全周性の肥厚を認めたが, 腫瘍性病変と診断できなかった。われわれは既往歴を考慮しFDG-PETを施行した。FDG-PETにおいて, 下腹部および左側に腫瘤状の集積を認めたため小腸造影を施行したところ, 小腸に不整な拡張像を認め小腸腫瘍を疑った。肺癌の小腸転移が考えられ手術となった。手術は, 腫瘍の一つが近傍小腸に癒着, 穿通していたため2カ所の腫瘍を含めた小腸を切除した。腫瘍は病理検査の結果, 肺癌転移と診断された。

Journal

Citations (2)*help

See more

References(15)*help

See more

Details 詳細情報について

Report a problem

Back to top