アルカリを添加した亜臨界水処理における余剰汚泥の可溶化に関する研究

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タイトル別名
  • STUDY ON SOLUBILIZATION OF EXCESS SLUDGE BY SUBCRITICAL WATER PROCESS WITH ALKALI ADDITION

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抄録

現在,下水処理にともなって発生する下水汚泥は,下水道普及率の増加にともない,年々増大する傾向にある.したがって,発生した下水汚泥を減量化ならびに資源回収することができる可溶化技術の導入が急がれている.その中でも,亜臨界状態にした水の中で下水汚泥を可溶化する水熱処理法(以下,亜臨界水処理と称す)が,その可溶化率の高さから注目されている.そこで本研究では,可溶化促進剤としてアルカリを添加して,亜臨界水処理により余剰汚泥を可溶化させた.アルカリを添加した亜臨界水処理により余剰汚泥の可溶化率を約15%向上させることができた.さらに,亜臨界水処理後に余剰汚泥から糖,タンパク質,リンおよび窒素を溶出させ得る適正なアルカリ添加量を把握することができた.

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282680230306688
  • NII論文ID
    10019327218
  • NII書誌ID
    AA12131726
  • DOI
    10.2208/jscejg.62.427
  • ISSN
    18806082
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • Crossref
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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