宿主防御と病原体感染の攻防の場としての細胞骨格系 The dual role of the actin cytoskeleton in host defenses and in the establishment of bacterial infections

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著者

    • 四宮 博人 SHINOMIYA Hiroto
    • 愛媛大学大学院医学系研究科 感染生体防御学講座免疫学感染病態学分野 Department of Immunology and Host Defenses, Ehime University Graduate School of Medicine

抄録

細胞骨格は細胞の形態を維持する上で重要なばかりでなく, 細胞内外からのシグナルに応答してダイナミックに変化し, このような細胞骨格の再構成は, 種々の細胞活動を支える重要な役割を果たしている。しかし, その応答・制御機構や3次元的構築機構には不明な点も多い。我々は, 白血球のアクチン細胞骨格の再構成に関与するタンパク質p65/L-plastinを同定し, その構造と機能および生体防御における役割について研究を進めてきた。細胞骨格が感染防御の様々な局面において重要な役割を果していることを示す分子レベルでの知見が集積しつつある。一方, 宿主に病気を起こす病原菌は特殊な戦略を有しているが, その中には宿主細胞の細胞骨格を標的とし, その機能を撹乱するものも少なくない。生体防御の発動と病原体の感染成立の両面に関与する細胞骨格系は, 感染の攻防のメカニズムを理解する上で極めて重要である。

収録刊行物

  • 日本細菌学雑誌

    日本細菌学雑誌 62(2), 279-293, 2007-05-25

    日本細菌学会

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各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    10019493500
  • NII書誌ID(NCID)
    AN00189800
  • 本文言語コード
    JPN
  • 資料種別
    REV
  • ISSN
    00214930
  • NDL 記事登録ID
    8845985
  • NDL 雑誌分類
    ZS9(科学技術--医学--病理学・微生物学・寄生虫学・感染・免疫学・血清学・アレルギー)
  • NDL 請求記号
    Z19-229
  • データ提供元
    CJP書誌  NDL  J-STAGE 
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