-
- 高瀬 国雄
- (財) 国際開発センター
書誌事項
- タイトル別名
-
- Asian “Green Revolution” and African “Rainbow Innovation”
- アジア ミドリ ノ カクメイ ト アフリカ ニジイロ ノ カクシン
この論文をさがす
抄録
東西冷戦終了後, アフリカ諸国の要請によって, 日本政府が主催した「東京アフリカ開発会議(TICAD)」は, 1993年から5年おきに開かれてきたが, アフリカ開発は遅々として進まない。その理由としては, アフリカ政府の主体性と協調性の低さ, 国際機関やドナーの援助方針のまずさ, 市民社会の軽視などが考えられる。しかしその基本には, アフリカ人口の7割以上の住む農村開発戦略の不在が, 大きく影響している。1960年代にアジアで成功した「緑の革命」の経験を, 自然・文化条件の異なるアフリカの食料・貧困の撲滅に活用するには「虹色の革新」が最適であろう。<BR>2008年に日本で開催されるTICADIVとG-8を目標として, 日本政府, 市民社会, 民間企業のより積極的な協力が切に望まれる。
収録刊行物
-
- 農業農村工学会誌
-
農業農村工学会誌 75 (7), 591-594,a1, 2007
公益社団法人 農業農村工学会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390282680267583616
-
- NII論文ID
- 10019535877
-
- NII書誌ID
- AA12221567
-
- ISSN
- 18847196
- 18822770
-
- NDL書誌ID
- 8822437
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可