地方中核都市における都市再生政策にみられるローカル・ガバナンスの構築プロセスに関する研究

書誌事項

タイトル別名
  • A Study on the Process of Formation of Local Governance in the Urban Regeneration in Regional Cities
  • 地方中核都市における都市再生政策にみられるローカル・ガバナンスの構築プロセスに関する研究--金沢、高松、松山の事例から
  • チホウ チュウカク トシ ニ オケル トシ サイセイ セイサク ニ ミラレル ローカル ガバナンス ノ コウチク プロセス ニ カンスル ケンキュウ カナザワ タカマツ マツヤマ ノ ジレイ カラ
  • 金沢、高松、松山の事例から
  • Cases in Kanazawa, Takamatsu and Matsuyama

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抄録

本研究の目的は、第一に、日本ならびに都市再生への取り組みで先行しているEU諸国における議論を整理することを通じて、都市再生を進めていく上で重要となる社会的意思決定のあり方を理解するための枠組みを提示することである。第二に、提示した枠組みに基づいて日本の地方中核都市における都市再生政策・事業を対象として、ローカル・ガバナンスがいかに形成されつつあるかという観点から読み解き、社会的意思決定の基本的特徴とその課題について考察することである。金沢、高松、松山を対象として事例研究を行い、異なる3つのアプローチ、すなわち、コーポラティズム型計画先導アプローチ、市場志向型プロジェクト先導アプローチ、市民イニシアチブ型アプローチが典型的にみられることを示した。結論として、これらのアプローチのもとでローカル・ガバナンスを構築していくための可能性と課題について考察した。

収録刊行物

  • 都市計画論文集

    都市計画論文集 42.3 (0), 253-258, 2007

    公益社団法人 日本都市計画学会

被引用文献 (2)*注記

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参考文献 (18)*注記

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