ポテンシャル・モデルを用いた東京南西部の樹林地の環境価値評価

• 小林 優介

  東京大学

• 安岡 善文

  東京大学

書誌事項

タイトル別名

• Environmental Valuation of forest in the South Western Area of Tokyo Using Potential Model
• ポテンシャル モデル オ モチイタ トウキョウ ナンセイブ ノ ジュリンチ ノ カンキョウ カチ ヒョウカ

抄録

本研究の目的は、都市計画や緑地計画のために樹林地の環境価値を評価することである。このために、本研究ではヘドニック・アプローチと、ポテンシャル・モデルをもとにした樹林地ポテンシャルを用いる。そして、東京都区部の南西部を対象に衛星リモートセンシングデータであるASTER画像をもとに分類した樹林地分布により分析を行った。その結果、1)樹林地ポテンシャルの範囲が100m、地価地点から250m以内における樹林地の環境価値が最も地価との相関が高いこと、2)樹林地1m2あたりの住宅地地価へ与える影響は最大で314,130円/m2、平均で68,650円/m2であること、3) 概ね1～5ha程度の中規模に集塊した樹林地が最も効果が高いことがわかった。

収録刊行物

• 都市計画論文集

  都市計画論文集 42.3 (0), 451-456, 2007

  公益社団法人 日本都市計画学会

キーワード

• ヘドニック・アプローチ
• 衛星リモートセンシング
• 地価
• 樹林地
• 集塊性

詳細情報

• CRID: 1390001204215973120
• NII論文ID: 10019723991
• NII書誌ID: AN10276504
• DOI: 10.11361/journalcpij.42.3.451
• ISSN: 21850593
• ISSN: 09160647
• NDL書誌ID: 8968396
• Web Site: https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R000000004-I8968396
• Web Site: https://www.jstage.jst.go.jp/article/journalcpij/42.3/0/42.3_451/_pdf
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • NDL
  • Crossref
  • CiNii Articles
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可