ツタンカーメンエンドウの子葉細胞内デンプンの糊化特性

• 伊藤 知子

  大阪国際大学人間科学部

• 田中 陽子

  三重大学教育学部

• 成田 美代

  三重大学教育学部

• 磯部 由香

  三重大学教育学部

書誌事項

タイトル別名

• Gelatinization of Starches inside Cotyledon Cells Separated from Tutankhamen's Pea
• ツタンカーメン エンドウ ノ シヨウ サイボウナイ デンプン ノ コカ トクセイ

抄録

ツタンカーメンエンドウの子葉細胞および単離デンプンを用いて，細胞内デンプンの糊化について検討を行った．細胞内デンプンの規則構造の崩壊は，単離デンプンと比較して，崩壊が始まるのが遅く，抑制されることが明らかとなった．また溶解度，膨潤力ともに単離デンプンと比較して抑制されていた．小豆の場合と比較して，細胞壁の性状，また抑制のパターンは若干異なるが，ツタンカーメンエンドウの子葉細胞内デンプンの糊化はその他のあん原料豆と似た性質を示したことから，ツタンカーメンエンドウは製餡適性を有すると考えられた．

収録刊行物

• 日本食品科学工学会誌

  日本食品科学工学会誌 54 (11), 463-467, 2007

  公益社団法人 日本食品科学工学会

キーワード

• 糊化
• 細胞内デンプン
• ツタンカーメンエンドウ
• 示差走査熱量測定
• 餡

詳細情報

• CRID: 1390001206407833600
• NII論文ID: 10019803475
• NII書誌ID: AN10467499
• DOI: 10.3136/nskkk.54.463
• ISSN: 18816681
• ISSN: 1341027X
• NDL書誌ID: 9253325
• Web Site: https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R000000004-I9253325
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • NDL
  • Crossref
  • CiNii Articles
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可