B型慢性肝炎に合併したFibrolamellar hepatocellular carcinoma(FLC)の1切除例

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  • A resected case of fibrolamellar hepatocellular carcinoma with chronic hepatitis (type B)

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抄録

Fibrolamellar hepatocellular carcinoma(FLC)の1切除例を経験したので報告する.症例は34歳,女性.姉がB型慢性肝炎合併肝細胞癌にて死亡.精査目的に来院し,肝腫瘍を指摘され,入院.腹部CT, MRI,血管造影などの画像所見からFibrolamellar hepatocellular carcinoma(FLC)を疑い,肝部分切除術施行.病理組織学的にもFLCと診断した.現在術後,2年6カ月経過観察中である.B型慢性肝炎に合併したFLCはまれであり,若干の文献的考察を加えて報告する.<br>

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参考文献 (23)*注記

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