書誌事項
- タイトル別名
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- A CASE OF HEPATIC ANGIOMYOLIPOMA WITH GROWTH IN THE FOLLOW UP
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抄録
症例は60歳の男性で, 健診にて肝腫瘍を指摘された. 腹痛, 黄疸はみられず, 血液生化学検査では肝機能, 腫瘍マーカーに異常はなく, 肝炎ウイルスマーカーも陰性であった. 腹部超音波検査, CTでは肝S4に直径40mmの境界明瞭な腫瘍がみられた. 腫瘤を生検し, 肝血管筋脂肪腫と診断された. 1年の経過観察の後, 腫瘍は直径55mmまで増大したため, 出血や肝破裂, 悪性化の可能性を否定できず, 肝内側区域切除術を施行した. 腫瘍は肉眼的に充実性で, 被膜を有し, 組織学的検索にて血管筋脂肪腫と診断された. 術後12カ月経過した現在, 再発などの兆候はみられない. 最近7年間の肝血管筋脂肪腫本邦報告例は43例みられ, そのうち7例に腫瘍の増大がみられた. 肝血管筋脂肪腫は原則経過観察となるが, 短期間に腫瘍径が増大する症例では切除の検討が必要であろう.
収録刊行物
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- 日本臨床外科学会雑誌
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日本臨床外科学会雑誌 68 (8), 2051-2055, 2007
日本臨床外科学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204848498816
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- NII論文ID
- 130004516633
- 10019821553
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- NII書誌ID
- AA11189709
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- ISSN
- 18825133
- 13452843
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可