ファージ提示技術によるオリゴ糖鎖を認識する分子の同定

• Matsubara Teruhiko

  Department of Biosciences and Informatics, Faculty of Science and Technology, Keio University

• Sato Toshinori

  Department of Biosciences and Informatics, Faculty of Science and Technology, Keio University

書誌事項

タイトル別名

• Identification of Oligosaccharide-Recognition Molecules by Phage-Display Technology
• ファージ提示技術によるオリゴ糖鎖を認識する分子の同定[含 英語文]
• ファージ テイジ ギジュツ ニ ヨル オリゴ トウサ オ ニンシキスル ブンシ ノ ドウテイ ガン エイゴブン

抄録

複合糖質に結合する分子は糖鎖研究および糖鎖の関連する病気に大きく貢献できる。しかし糖質の低い免疫原性のため、目的の糖鎖に結合する抗体を得ることは容易ではない。近年のファージ提示技術により、膨大な候補の中から効率的に糖鎖特異的な分子を得ることができるようになった。これまでにペプチドライブラリー、抗体ライブラリー、変異レクチンライブラリーなどの様々なライブラリーが適用されている。このシステムを用いれば、我々の必要な親和性や特異性を持つ糖鎖結合分子を設計することができるだろう。

収録刊行物

• Ｔｒｅｎｄｓ　ｉｎ　Ｇｌｙｃｏｓｃｉｅｎｃｅ　ａｎｄ　Ｇｌｙｃｏｔｅｃｈｎｏｌｏｇｙ

  Ｔｒｅｎｄｓ　ｉｎ　Ｇｌｙｃｏｓｃｉｅｎｃｅ　ａｎｄ　Ｇｌｙｃｏｔｅｃｈｎｏｌｏｇｙ 19 (107), 133-145, 2007

  FCCA(Forum: Carbohydrates Coming of Age)

キーワード

• phage display
• random library
• affinity selection
• glycoconjugates
• evolution

詳細情報

• CRID: 1390001204369627904
• NII論文ID: 10019855807
• NII書誌ID: AA10995236
• DOI: 10.4052/tigg.19.133
• ISSN: 18832113
• ISSN: 09157352
• NDL書誌ID: 8920091
• Web Site: http://id.ndl.go.jp/bib/8920091
• Web Site: https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R000000004-I8920091
• Web Site: https://search.jamas.or.jp/link/ui/2007325188
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • NDL
  • Crossref
  • CiNii Articles
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可