心腔内除細動および肺静脈隔離術後の心房細動再発予測における高感度CRPの有用性

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  • 心腔内除細動および肺静脈隔離術後の心房細動再発予測における高感度CRPの有用性

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抄録

当施設における慢性および発作性の心房細動 (AF) 例を対象に, 高感度CRP (hs-CRP) がAFの再発予測に有効か否かを検討した, 心腔内除細動 (IACV) および体外除細動 (DC) を施行した慢性AF患者12例を検討したStudy 1では, 7例 (58%) がAFを再発し, 非再発群に比べhs-CRPが有意に高値であった (p<0.04) .肺静脈隔離術 (PVI) を実施した発作性AF患者23例を検討したStudy 2では, 7例 (30%) がAFを再発し, hs-CRPは非再発群より有意に高値であった (p=0.02) .<BR>hs-CRPは, 慢性AF患者のIACVおよびDC後, または発作性AF患者へのPVI後におけるAF再発の予測に有用であることが示唆された.

収録刊行物

  • 心電図

    心電図 27 (6), 654-656, 2007

    一般社団法人 日本不整脈心電学会

参考文献 (4)*注記

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