シロアリの味覚感覚と摂食行動  [in Japanese] Taste sense and feeding behavior of termites  [in Japanese]

Access this Article

Search this Article

Author(s)

Abstract

シロアリの食性は木材や枯死木のほか、林床のリター、地衣類、土壌有機物など種によって様々である。また、栄養にならないコンクリートや浴室タイル、発泡スチロール等の断熱材などにも孔をあけることから「何でも食べる」というイメージが強い。しかし実際は、何でも食べているのではなく、つまり栄養となる木材等であっても、かじり取った分すべてを体内へ取り込んでいるのではなく、一部は木材等の表面に付着させたり、蟻道や隔壁を形成するために利用したりしている。したがって、シロアリがかじり取った量と実際の摂食量とは当然異なる。シロアリの食物嗜好性に関する知見は、ほとんどが摂食試験を中心とした行動実験で得られたものである。シロアリの食物嗜好性に関して理解を深めるためには、シロアリの食物選択の起点となる味覚(接触化学刺激受容)や嗅覚(非接触(遠隔)化学刺激受容)といった化学感覚受容がどこでなされているか(部位)、そして化学感覚受容器で食物がどのような神経伝達情報として処理され、摂食行動に反映されるかを調べる必要がある。そこで本総説では、シロアリの味受容に関して、電気生理学的手法を用いた感覚器レベルでの反応をネバダオオシロアリでの結果を中心に概説する。

Journal

  • MOKUZAI HOZON (Wood Protection)

    MOKUZAI HOZON (Wood Protection) 34(3), 102-106, 2008-05-25

    JAPAN WOOD PRESERVING ASSOCIATION

References:  36

Codes

  • NII Article ID (NAID)
    10021213556
  • NII NACSIS-CAT ID (NCID)
    AN00240373
  • Text Lang
    JPN
  • Article Type
    REV
  • ISSN
    02879255
  • NDL Article ID
    9524782
  • NDL Source Classification
    ZP21(科学技術--化学・化学工業--木材)
  • NDL Call No.
    Z17-745
  • Data Source
    CJP  NDL  J-STAGE  JASI 
Page Top