緊急手術が必要となった消化管ALアミロイドーシスの1例

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  • A case of gastrointestinal AL amyloisosis requiring emergency surgery

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抄録

69歳男性.黒色便を主訴に来院し,内視鏡検査にて十二指腸下行脚に15mm大の粘膜下腫瘍様の隆起と同部からの漏出性出血を認めた.内視鏡的止血に難渋し,準緊急に十二指腸部分切除術を施行した.術後,AL(lambda型)アミロイドーシスと診断された.消化管ALアミロイドーシスは多発する粘膜下腫瘤様隆起が特徴的とされているが,発見当初,本例では単発の隆起を呈しており,まれな形態と考えられた.<br>

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