耳下腺腫瘍手術と神経モニタリング Facial nerve monitoring during parotid gland surgery

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抄録

耳下腺腫瘍手術において顔面神経が同定困難である場合, 神経刺激装置を用いた神経同定が対応策のひとつとして挙げられる. 筆者らの施設ではMedtronic社のNerve Integrity Monitor (以下NIM) Systemを使用している. NIMを用いた神経モニタリングの実際の手技, 注意点, 有用性について報告した.<BR>NIMは術中の顔面神経本幹・末梢枝の同定, 安全な組織切離, 神経健全性の確認ができる点で有用で, 顔面神経損傷のリスクを軽減するととともに, より安全な手術を可能とする. また, 1) 再手術例, 2) 深葉腫瘍, 3) 腫瘍が特に大きい場合, 4) 悪性腫瘍などはNIMのよい適応と考えた. 今後, 時代の要請が加わることもあり, 顔面神経の術中モニタリングを使用する施設も増加するだろうと考える.

収録刊行物

  • 口腔・咽頭科 = Stomato-pharyngology

    口腔・咽頭科 = Stomato-pharyngology 20(2), 231-235, 2008-03-31

    日本口腔・咽頭科学会

参考文献:  6件中 1-6件 を表示

被引用文献:  1件中 1-1件 を表示

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