疥癬に対するイベルメクチンの食後投与における安全性と有効性の検討

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タイトル別名
  • Examination of the Effectiveness and Safety of the Same Dosage of Ivermectin for Scabies when Taken between or after Meals
  • カイセン ニ タイスル イベルメクチン ノ ショクゴ トウヨ ニ オケル アンゼンセイ ト ユウコウセイ ノ ケントウ

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抄録

当院では,疥癬に対するイベルメクチンを40名に投与し,空腹時投与群と食後投与群につき,その安全性と有効性を検討したので報告する.なお再発による再投与を含めた延べ投与症例数は48例である.本剤の使用に当たり,疥癬診療ガイドラインに準拠した上,薬剤の性状と疥癬の寄生部位等を勘案し,25%安息香酸ベンジルローションの全身への外用療法併用,痒疹様結節への凍結療法の併用などを試みた.この結果,食後投与群において有効率の向上,再発率の低下を見た.安全性については,臨床検査値異常を3例で認めたほかは,特に問題となるような副作用は認めなかった.

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参考文献 (12)*注記

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