書誌事項
- タイトル別名
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- 2. Anti-glycolipid Antibodies
- 抗糖脂質抗体
- コウトウシシツ コウタイ
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抄録
癌細胞は正常細胞の「癌化」に伴い極めて特異な糖鎖構造を獲得する.こうしたものの多くは既に腫瘍マーカーとして臨床の場に応用されている.さらに,癌細胞では通常見られない糖脂質が大量に産生され,その一部は血中にも出現してくることから糖脂質が癌免疫の標的となり得る.一方,これら糖脂質は神経系組織にも豊富に発現しており,神経組織に交差反応を起こして神経障害が発現してくる場合がある.本稿では現在まで明らかとなった抗糖脂質抗体による傍腫瘍性神経症候群の臨床スペクトラムを検証しその実態を明らかにしたい.<br>
収録刊行物
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- 日本内科学会雑誌
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日本内科学会雑誌 97 (8), 1844-1850, 2008
一般社団法人 日本内科学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001206445362560
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- NII論文ID
- 10021931012
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- NII書誌ID
- AN00195836
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- COI
- 1:CAS:528:DC%2BD1cXhtVCiurjP
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- ISSN
- 18832083
- 00215384
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- NDL書誌ID
- 9621914
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- PubMed
- 18833705
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- PubMed
- CiNii Articles
- KAKEN
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可