高IgG4血症を認めたCastleman病,後腹膜線維症の2例

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  • Retroperitoneal fibrosis and Castleman disease in two patients with high IgG4 levels

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抄録

自己免疫性膵炎は症例の蓄積により次第にIgG4関連の全身疾患の一部分症として捉えられつつある.われわれは高IgG4血症を認めながらエコー,CT上明らかな膵病変を認めないCastleman病,後腹膜線維症の2例を経験した.いずれもステロイドで改善した.これらの疾患については膵病変の有無にかかわらず,IgG4関連の全身性疾患という観点から血清IgG4の計測,組織のIgG4免疫染色を含め再検討する必要がある.<br>

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