原料米タンパク質に由来する清酒の苦味ペプチド

• 橋爪 克己

  (独) 酒類総合研究所情報技術支援部門

書誌事項

タイトル別名

• Bitter-Tasting Sake Peptides Derived from the Rice Protein
• ゲンリョウマイ タンパクシツ ニ ユライスル セイシュ ノ ニガミ ペプチド

抄録

清酒中にどんなペプチドが存在し, 味にどのように関与しているかは, 古くから興味が持たれてきたが, 分離精製や定量が難しく十分に解明されていない。本解説は著者らが2次元電気泳導, ゲル内トリプシン消化, MALD-TOF-MASといった最先端の分析技術を駆使して, 清酒中のペプチドを解明した成果をまとめていただいたものである。ペプチドの生成制御に関わる技術は, 清酒の品質と製造コストの両面において重要であり一読をお願いする。

収録刊行物

• 日本醸造協会誌

  日本醸造協会誌 103 (8), 574-580, 2008

  公益財団法人 日本醸造協会

詳細情報

• CRID: 1390282681078224000
• NII論文ID: 10024287756
• NII書誌ID: AN10034389
• DOI: 10.6013/jbrewsocjapan1988.103.574
• COI: 1:CAS:528:DC%2BD1cXhtVSrt7vO
• ISSN: 21864012
• ISSN: 09147314
• NDL書誌ID: 9617837
• Web Site: https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R000000004-I9617837
• データソース種別:
  • JaLC
  • NDL
  • Crossref
  • CiNii Articles
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可