接触・交差伝播の視覚的検証方法の検討  [in Japanese] Visual Presentation of Contact and Intersectional Transmission  [in Japanese]

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感染源として想定した標的に蛍光塗料を塗布し, その検出に携帯用のブラックライトを用いることで, 手指を介した塗料の空間的拡散の様子を視覚的に直接確認できる方法を考案した. 基礎実験として, 手指に塗布した塗料が連続接触によって, 減弱しながら伝播する様子を確認した.また, 別の被験者が汚染部位を触れることで, 更なる連続した接触も証明でき, 交差伝播のモデルとなり得ると考えられた. 汚染源と仮定して塗布した塗料は少なぐとも3時間は残存しており, 一度付着した塗料は72時間後まで検出可能であった. 本法の実用例として, トイレ洗浄レバーへ塗布しておいた塗料が, トイレ利用により手すりや内鍵へ伝播した状態を検証し得た. 視覚的に汚染部位を検出することで, 汚物処理などの様々な処置工程や感染管理上問題となるドアなどのハード面での問題を検討する上で有用であり, 重点的に清掃・消毒すべき箇所も一目瞭然となる. 本法は, 現場に適した感染対策を展開すると共に, 接触感染, 感染伝播の防止を教育する上で有用であると考えられる.

Journal

  • Environmental Infections

    Environmental Infections 22(1), 57-60, 2007-03-30

    Japanese Society of Environmental Infections

References:  5

Cited by:  2

Codes

  • NII Article ID (NAID)
    10024358110
  • NII NACSIS-CAT ID (NCID)
    AN1019475X
  • Text Lang
    JPN
  • Article Type
    Journal Article
  • ISSN
    09183337
  • NDL Article ID
    8781275
  • NDL Source Classification
    ZS9(科学技術--医学--病理学・微生物学・寄生虫学・感染・免疫学・血清学・アレルギー)
  • NDL Call No.
    Z19-3650
  • Data Source
    CJP  CJPref  NDL  J-STAGE 
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