放送・通信の「融合」をめぐる問題状況 : 事業者の多様性と法的規制の存置可能性

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タイトル別名
  • A Study on Convergence of Institutional and Theoretical Development in Telecommunications and Broadcasting
  • ホウソウ ツウシン ノ ユウゴウ オ メグル モンダイ ジョウキョウ ジギョウシャ ノ タヨウセイ ト ホウテキ キセイ ノ ソンチ カノウセイ

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抄録

近年、IP化及びブロードバンド化の進展によって、インターネット接続回線による映像配信や役務利用放送といったサービスが登場し、通信と放送の「融合」が進展した。この、通信と放送の「融合」によって、法律上区別されてきた通信と放送の概念は実体に適合しないものとなっており、その区別を前提とした伝統的な放送規制の根拠論には、多くの問題点が指摘されるようになっている。本論文では、このような通信と放送の「融合」の現状について、総務省のデータや放送法改正の動向等を踏まえて整理するとともに、「融合」に伴って注目されているコンテンツ上の責任問題の重要性や「表現の自由」との関係について検証を行い、今後の通信及び放送事業者の在り方について言及した。

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