Endoscopic submucosal dissection(ESD)後に短期間に著明な縦隔リンパ節転移を来した食道表在扁平上皮癌の1例

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  • A CASE OF SUPERFICIAL ESOPHAGEAL SQUAMOUS CELL CARCINOMA SHOWING ACUTE GROWTH OF MEDIASTINAL LYMPH NODAL METASTASIS AFTER ENDOSCOPIC SUBMUCOSAL DISSECTION

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抄録

食道表在癌治療では内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)が急速に普及している.ESDの切除標本でSM浸潤を認め,追加外科手術施行前に,急速に縦隔リンパ節(n106recR)転移を来した食道表在扁平上皮癌の1例を経験した.ESD前のCTではn106recRリンパ節の存在を認め,転移は否定しえない状態であった.ESD後に急速増大したリンパ節転移とESD手技との間の関連は不明であるが,ESDの適応拡大には細心の注意が必要であると考えられた.

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