経回腸静脈静脈瘤塞栓術にて止血しえた肝管空腸吻合部静脈瘤出血の1例

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  • Hemorrhage from varices of an interposed jejunum after choledochojejunostomy successfully treated by transileocolic vein obliteration

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抄録

72歳男性.総胆管狭窄に対し,肝外胆管切除と肝管空腸吻合術,さらに膵仮性嚢胞に対して膵管空腸吻合術を施行されている.平成16年より肝管空腸吻合部の静脈瘤からの出血によりショック状態を繰り返すようになったため,平成18年6月当科入院となった.開腹下に経回腸静脈よりアプローチし,コイルを用いて静脈瘤を塞栓した.1年後の現在まで再出血を認めていない.本法は,全身状態不良な患者にも施行でき,有用と考えられる.<br>

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